婚活で本音と建前を見分ける方法

言葉よりも「行動」が本音を表すと言われます。

・連絡する・会いたいと言う→実際の行動が伴っているか

・忙しいと言いながらも、調整しようとする意志があるか

・大事にしたいと言う→それにふさわしい接し方をしているか

建前は言葉だけでも作れますが、本音は行動に滲みます。

相手が本気で結婚を考えているほど、次のような話に前向きに応じます。

・住まいのイメージ

・仕事や家事の分担

・子どもに関する価値観

・お金の管理

曖昧な返答や、急に話題をそらすようであれば、まだ本音を出す準備ができていない可能性があります。

本音が出るのは少し感情が動いた瞬間です。

・驚いた瞬間の表情

・嬉しそうに話す話題

・苦手なことを話した時の仕草

・自然とかけるため息

こうした揺らぎは、無意識に出る素に近い部分です。

相手が本音を出さない原因の多くは、「嫌われたくない」という不安です。

・相手の価値観を受け止める

・批判せずに聞く

・安心できる空気を作る

これだけで、自然と相手の心の扉は開いていきます。

本音は引き出すものではなく、出てくる環境を作るものです。

人は自己開示の量がある程度そろった相手に親近感を持ちます。

・無理のない範囲で、自分の価値観や考えを伝える

・感じたことを丁寧に言葉にする

あなたが本音を伝えるほど、相手も同じレベルで本音を返してくれるようになります。

婚活の現場でよく聞くのが、

「言っていることは良いのに、なぜかモヤモヤする」

という声です。

違和感の正体を自分だけで判断するのは難しいため、カウンセラーに共有することをおすすめします。

プロの目線なら、相手の言動の裏にある心理や、関係性の方向性を的確に整理できます。

本音と建前の見極めは探るのではなく気づくもの

婚活で本音と建前を完全に見分けるのは簡単ではありません。

しかし、相手の行動・価値観への反応・ちょっとした仕草を丁寧に眺めることで、自然と本音の輪郭が見えてきます。

そして何より大切なのは、あなた自身が安心できる関係を築けているかどうか。

会うたびに心が軽くなる相手なら、本音の関係に近づいている証拠です。