婚活パーティーからの結婚ハードル

婚活パーティーの多くは短時間の会話が中心。

そのため次のようなことが起こりがちです。

・相手の表面的な印象だけで判断してしまう

・価値観や生活感まで深堀できない

・本来合う相手を見逃すこともある

出会いのきっかけとしては優れているものの、結婚に必要な「価値観の相性」までは見えません。

婚活パーティーには、次のように目的がバラバラの人が集まります。

・すぐに結婚したい人

・とりあえず恋人がほしい人

・軽く出会いを探しているだけの人

カップル成立＝結婚意識の一致ではありません。

ここにギャップがあると、交際が長続きしない大きな原因になります。

婚活パーティーでは、どうしても相手を比較してしまいます。

・スペック

・見た目

・年収や学歴

・話しやすさ　など

比較は選ぶ助けにもなりますが、反面、「もっといい人がいるのでは？」という選択疲れを生み、せっかく出会ったご縁を深められなくなることもあります。

カップリング後、多くの人がつまづくのがここです。

・メッセージの頻度

・会うペース

・距離の縮め方

・真剣度

これらの温度差は、短期間のやり取りでは埋めにくく、すれ違いが起きやすくなります。

婚活パーティーで出会っても、初期段階で

・仕事のスタイル

・結婚後の生活イメージ

・家族との関わり

・お金の価値観

といった結婚に必要な話題に触れるのはハードルが高いもの。

恋愛の延長のような感覚のまま交際が進むため、結婚の具体的な話に踏み込むタイミングを失うことがあります。

婚活パーティーは出会いの数が多い分、とうしても次のパーティー次の出会いが頭に浮かびます。

その結果、

・一人に向きあう時間が短い

・関係が深まる前に判断してしまう

・ゆっくり育てる恋愛になりにくい

という傾向が生まれ、結婚に至る確率が下がります。

婚活パーティー自体が悪いわけではありません。

むしろ出会いの入り口としては非常に有効です。

しかし、結婚につなげるには次のような意識の持ち方が必要です。

・印象だけでなく価値観までしっかり話す

・相手の真剣度を早めに確認する

・比較ではなく「相性」に目を向ける

・会う回数を意図的に増やし、関係を育てる

・結婚の話題を自然に共有できる関係づくりを心がける

出会いは偶然でも、結婚は意識的な積み重ねです。

婚活パーティーはきっかけをくれます。

ただし、そこから結婚に進むには

相手を知ろうとする姿勢

関係を深めようとする行動

現実を話し合える誠実さ

これらがとても重要になります。

出会いの質より、

関係を育てる質、

その意識を持つことで、婚活パーティーからのご縁も、

結婚へつながる可能性がぐっと高まるはずです。